東武朝日 1面記事
2024年10月25日発行(第1066号)
彩きもの学院で合同認定証授与式
有楽町・朝日ホールで開催
10月5日、東京・有楽町の朝日ホールで、さいたま市に本部のある「彩きもの学院」主催の「第58回合同認定証授与式」が開催され(89人が対象)、当日参加した65人に認定証が授与された。これは同学院が3級以上の着付け講師を認定する授与式で、毎年2回開催されている。
木村理事長は挨拶の中で「彩きもの学院は創立31年目に入り、40年、50年を目指しスタートの年である。社会には数多の着付け教室があり、中でも呉服会社がワンコインで行っている教室は、初めて着付けを習う人たちの間で魅力となっているが、我々の教室は技術力の高さや教室の雰囲気が違う。生徒のニーズをつかみ、長く続けてもらえる教室を目指していきたい」と述べられた。
また、大月淑子学院長は「真田広之さんがプロデュース・主演を務める『SHOGUN 将軍』が米国テレビ界の“アカデミー賞”ともいわれる最高峰の賞第76回エミー賞(R)を授賞しましたが、この映画を制作する中で、特に着付けの時代考証にこだわったというお話がありました。着物に携わる一員としてとても嬉しくなり、これからも着物人口を増やしていきたいと思います」と述べられた。
認定証授与式が終了すると、同学院8校の生徒(大学生)による舞台技術(振袖の着付けと帯結び)、きものショー、“きものデモンストレーション”が華やかに開かれた。
問合せ 彩きもの学院本部 TEL:048-643-7300