東武朝日 1面記事
2024年10月11日発行(第1065号)
特別展「鷹のおでまし」
―鷹狩の美術―
埼玉県立歴史と民俗の博物館で10月12日から
鷹狩は、訓練した猛禽類を野に放って獲物を捕らえる狩猟法。古来、天皇や貴族、武家に好まれ、江戸時代には現在の埼玉県を含む武蔵国でも鷹狩が行われてきた。鷹は有力者しか所有できないため、美術において権力の象徴として表され、鷹が鶴や鷺などの獲物を捕らえる勇猛な姿は数多く描かれた。また、鷹狩を描いた作品には、実際の様子を元にしながら、物語性のある展開が見られる。本展では、鷹や鷹狩を主題とする美術作品に描かれた鷹に注目し、鷹にまつわる歴史や文化、鷹狩を視覚的に紹介する。
佐久間栄学筆「白鷹図」宝暦 14 年(1764)(社会福祉法人共生福祉会蔵)
(写真上)埼玉県指定文化財 伝狩野探幽筆「鷹絵額」寛永14年(1637)(川越市・仙波東照宮蔵)
(写真左)狩野惟信筆「雪中鷹捉搦鶴図」江戸時代(18世紀)(徳川美術館蔵)©徳川美術館イメージアーカイブDNPartcom
会期
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10月12日(土)~11月24日(日)
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開館時間
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9:00~16:30 ( 観覧受付は16:00まで)
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休館日
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月曜日(ただし10月14 日、11月4日は開館)
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観覧料
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一般600円、高校生・学生300円
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場所
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埼玉県立歴史と民俗の博物館
(〒330-0803 さいたま市大宮区高鼻町4-219)
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問合せ
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☎048-645-8171
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放鷹実演「鷹匠のおでまし」
現役の鷹匠が鷹を飛ばす実演を行う。鷹が空を飛ぶ壮大な姿を見学できる。
日時
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10月27日(日)、13:00~(※荒天中止)
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会場
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同館・中庭(エントランス入口前)
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協力
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岩槻鷹匠会
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ギャラリートーク「鳥博士のおでまし」
動物学専門の学芸員と、本展担当者が展示作品の鳥について語る。
日時
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11月17日(日)
①13:30~14:00
②14:30~15:00
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会場
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同館・特別展示室
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講師
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埼玉県立自然の博物館学芸員、本展担当学芸員
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学芸員による展示解説
特別展示室内で学芸員が特別展「鷹のおでまし―鷹狩の美術―」の展示解説を行う。
日時
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10月14日(月・祝)、11月2日(土)、11月14日(木・県民の日)、11月23日(土・祝)各回とも13:30~14:00
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会場
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同館・特別展示室。
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解説者
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同館学芸員。※全て事前申込不要。
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