2024年9月13日発行（第1063号）

日本三大阿波踊り盛大に
第38回南越谷阿波踊りに62万人
徳島県知事・徳島市長も揃って来越

徳島市長賞に選ばれた「維新連」、越谷市長賞に選ばれた「巴連」

「第38回南越谷阿波踊り（南越谷阿波踊り実行委員会・南越谷阿波踊り振興会主催、埼玉県、徳島県、朝日新聞さいたま総局ほか後援）」が８月23日（前夜祭）・24日・25日の３日間、南越谷駅・新越谷駅周辺で開催され、62万人の見物客で賑わった。本場・徳島の有名連（グループ）、地元連、近郊連など68連が参加し、各演舞場で流し踊りや組踊りなどを披露した。

徳島、高円寺と並ぶ「日本三大阿波踊り」として毎年多くの来場者が集う人気イベントの南越谷阿波踊り。今年は徳島県から知事と市長が来越し、越谷コミュニティセンターで開かれた徳島市長賞と越谷市長賞の表彰式に出席。

徳島県の後藤田正純知事は「日本三大阿波踊りのこの日を楽しみにしていました。（徳島県出身で越谷市に本社を置く事業家の）故・中内俊三氏が阿波踊りを通じて越谷と徳島をつなげてくれたので、これからもこの縁を大切に育んでいきたい」、徳島市の遠藤彰良市長は「阿波踊りが遠く離れた越谷で立派に育っている事がとても嬉しい」と笑顔で激励し、会場を盛り上げた。

また、来賓として応援に訪れた埼玉県の大野元裕知事は「（阿波踊りは全国各地で開催されているけれど）徳島県知事と徳島市長が揃って駆けつけてくれる阿波踊りは南越谷阿波踊りだけ。ここ越谷の阿波踊りが日本一と言われるくらいに埼玉を盛り上げてほしい」と挨拶した。

徳島市長賞は維新連が、越谷市長賞には巴連が選ばれた。