2024年7月12日発行（第1059号）

草加神社で夏越大祓

６月30日、草加総鎮守の「草加神社（田中康一宮司）」で「夏越大祓（なごしのおおはらい）」が執り行われ、大勢の参列者が無病息災を願った。

大祓とは、私たちが日常生活において知らず知らずのうちに犯した過ちである、罪穢（つみけがれ）というものを大祓人形（形代）に移しかえ、神前に於いて祓い清め、清く明るく正しく誠の心に立ち還り、新しい活力を養い、日々の生活を清々しく送ることを願う神事。

６月の大祓は「夏越しの祓」と呼ばれ、神社では祈祷殿前に茅の輪を設置し、神職・参列者全員が茅の輪をくぐり、大祓詞を奉上し、暑い季節の無病息災を祈る。古代の律令に既に規定されており、由緒ある神事として、現在も全国の主要な神社で執り行われている。